人生系YouTuber やっちゃんねる について考える

人生系YouTuberについてあれこれ考察します

アンチとは 本当の正義とは

 かつて、やっちゃんねるは大学院受験にチャレンジしたことがあった。

コロナ禍ということもあり、論文を書き、オンラインで教授達の前でプレゼンをするというのが入試内容だ。

本人は頑張っていたようだが、神様は微笑むことはなく、見事に撃沈したw

論文の内容も散々だったようで、プレゼン後に教授たちにボロクソ言われたような感じだ。

その後、入試結果は本人から語られることはなく、視聴者が忘れた頃にしれっと、入試は落ちていたことを報告。

しかも、「仮に受かっていても多分大学院に行かなかった」と、すごい負け惜しみ発言。

誰もが思ったと思う、そのセリフが言えるのは受かった人間だけだと。

 それはさておき、その入試で書いた論文内容はどうやらアンチに関する研究だったようだ。

それに関しては個人的に興味があり、どんな研究をしていたのか教えて欲しい。

アンチを減らす研究なのか、アンチが増える原因の研究なのか。

これを機会に私も今一度、アンチというものを改めて考えてみたいと思う。

 

 そもそもアンチとはどういった言葉なのか。

アンチとは、反対、対抗といった意味合いだ。

皆さんもアンチと付く言葉を聞いたこともあるだろう。

アンチエイジング、アンチウイルス、アンチドーピングなど。

アンチエイジングは老化に対抗する、アンチウイルスはウイルスに対抗する、アンチドーピングはドーピングに反対するという意味で使われている。

このようにアンチという言葉自体は昔からあり、何気なく日常でも使われてきた。

これを見る限りでは、不思議とアンチとつく言葉は決して悪い意味合いで使われていない。

 

 だが、SNS上でのアンチは意味合いが少し変わってくる。

もちろん、反対、対抗という意味自体は変わらないのだが、SNSの場合は過激な反対、対抗といったイメージが先行してしまっている。

これは、昨今の誹謗中傷や強烈な批判コメントが横行したことによって、SNSの当人に被害が出たことから、アンチは悪というイメージが世間的に植え付けられてしまったためだ。

このため、批判をしようにもアンチと一括りになってしまい、悪者のレッテルを張られてしまうのが今のSNSの現状である。

果たしてアンチは悪なのだろうか。

 

 私が初めてアンチという言葉を知ったのは実は少年時代である。

確か何度目かの再放送だったと思うが、実は特撮番組である「仮面ライダー」でアンチという言葉を知った。

 

 

仮面ライダーとは、ご存知の方も多いと思うが、悪の組織ショッカーによって改造人間にされてしまった主人公が人々を守るために、仮面ライダーとなって悪と戦うという勧善懲悪のストーリーだ。

アンチという言葉が出たストーリーは、第92話の「兇悪!にせ仮面ライダー」である。

内容は、ショッカーの後組織であるゲルショッカーに身内を殺された人々が結成したアンチショッカー同盟がゲルショッカーの首領の正体を突き止めることに成功。首領の正体のデータが海外から来るので、仮面ライダーにデータの受け取りを護衛して欲しいと依頼。ゲルショッカーは、そのデータ受け取りを阻止すべく、仮面ライダーの偽物を用意しアンチショッカー同盟を潰しにかかるというストーリーだ。

このストーリーでも、敵がショッカーであり、アンチは悪に対抗する正義という図式である。

つまり、アンチという言葉は決して悪ということではない。

悪に対抗する正義ということだ。

 

 一時停止線を無視して車を爆走させ人を引きそうになったり、裁判費用と言ってお金を取ったまま音沙汰なしの状態、サロンの月会費は一桁変わる金額に変わるが、一切の弁明はない。

そういった人物に反対するアンチは果たして悪なのだろうか。

アンチが悪になるのであれば、本当の正義とは何なのだろうか。

やっちゃんねるとアンチの戦いは続く。

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余談だが、仮面ライダーの第93話で、偽の仮面ライダーと1号、2号が戦うのだが、この時の変身が歴代の仮面ライダーの変身シーンで一番かっこいいと思う。