やっちゃんねるのオンラインサロンがスタートして、もうすぐ1週間が経つ。
どうやら、いきなり初月無料の設定がうまくいってなかったとか。
本当のところはどうなんだろうか、毎度この人のやることは真実が闇の中だ。
さて、オンラインサロンでは早速、活動の様子がアクティビティページに公開されている。今回はこのページから読み取れる範囲で考察を行いたいと思う。
ページには、活動内容として普段やりとりをしているチャットルームのキャプチャが掲載されている。
ツールはDiscordを使っており、左側がチャンネルで、真ん中がそのチャンネル内のトークルームになっている。
私は普段、仕事でSlackを使っているので、Discordはあまり分からないのだが、おそらく使い方はほぼ同じだと思うので、Slackを使っている観点で言わせていただく。
まず、チャンネルだけで大分細分化されているのは、まぁ置いとくとしても、入会時の注意事項は一つにまとめてもいい気がする。
そして、最近の悩みチャンネルが二つ存在する。推測するに、上にある最近の悩みはYouTube初心者が投稿するチャンネル、次の玄人ルームにある最近の悩みが現在YouTubeに動画を投稿してある程度の再生数を稼いでいる人が投稿するチャンネルだろう。
動画を配信するという行為は皆同じなので、悩みを分ける必要はない気がするが。
これを見る限りでは、サロン内でもYouTubeに動画を投稿する前、投稿し始めた人と、すでに動画配信である程度の再生数を持っている人で分かれているようだ。
サロンの明確なルールが分からないので、何とも言えないが、初心者、経験者(上級者)で分かれて活動するように思える。
それも方法の一つだが、これだと客観的な意見が同レベルの人からしか貰えないような気がしてならないが、どうだろうか。
経験者はともかく、初心者の人はより多くの意見を貰った方がいいのでは。
画像は、雑談ルームの投稿の様子だが、11月4日の時点でまだ自己紹介が済んでいないようだ。活動日の11月2日の段階で、3人ぐらいサロンに入っていた気がするが。
そして、投稿するのにメンションしていないが、どういう使い方をしているのか。
こういうチャットツールで投稿する場合、誰かが投稿したら、いち早く気づけるようにメンション(明示する)を活用するのだが、ただただ配信者が投稿しているだけである。
(メンションは基本@マーク、メンバー名をつける)
投稿内容も雑談と言いつつ、分析のような内容を投稿している。
最近、ぶらり旅というテーマの動画は伸びが期待できず、vlogや給与明細の動画が伸びやすいということを発見したとの内容。
YouTubeを1年以上やっていて、ようやく発見したらしいw
動画の分析もノウハウに入っていたんじゃなかったけ?
最近になって、ようやくどういった内容の動画が伸びるのかが分かったということであれば、最早、動画分析はノウハウでは無い。
その下に、毎回、動画を出したら伸びるか、伸びないかで悩んでいると投稿。
分析されているのであれば、ある程度の再生数は予測が立てれるはず、ましてやYouTubeを1年以上やっているのであれば。
極め付けは、とにかく動画を出してPDCAを回せと書いてある。
配信者は、PDCAを理解しているのか。
PDCAとはビジネス用語で、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)をこの順番で行い、継続的に業務改善を行っていくことだ。
動画の再生数の予測が立っていない段階で、Planが抜けており、ただDoして、終わっているようにしか思えない。
YouTubeでPDCAを行うのであれば、再生数の目標値としての数値を掲げ、それに向けて動画を配信、実際の再生数を確認、動画内容を振り返り、次に向けて改善ポイントを考える、ということをやるのがPDCAでは無いだろうか。
配信者は再生数を見て、再生数が多い動画のテーマが分かったとだけという、小学生の自由研究のような分析を行なっているということが、このキャプチャだけで何となく予測が立つ。
ビジネスの世界ではありえないような内容だ。
もし、配信者が本気やってこのレベルであれば、キツい言い方だが、ビジネスごっこでしかない。
学校・社会でうまくやれない人でも生きていけると言っているが、YouTubeもライバルが多く、戦略や分析が無いと素人ではやっていけないだろう。
この内容に月2,980円払うのであれば、同じ価格のマーケティングの本でも買って読んだ方が、よほど有益では無いかと思う次第だ。